玉ねぎが届くまで FLOW
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01はじめに玉ねぎの苗を育てるための「ビニールハウスづくり」を実施。パイプを立て、ビニールをかけてつくっていきます。大雪に注意しながら、必要があれば除雪作業も行います。
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022月下旬~3月中旬に、播種作業(種まき)を行います。専用のプラスチックケース(育苗ポット)に、自動の機械を使用して土と種を入れていくので、身体への負担も少なめです。
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03育苗ポットに土と種を詰めたあとは、一つずつ丁寧にビニールハウスの中へ並べていきます。
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04この時期は外気温が低いため、ビニールハウスの内部を二重にして温めることが重要です。灌水作業(水まき)を行いながら、4月下旬~5月中旬の畑に植える時期になるまで、大切に育てていきます。
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054月下旬~5月中旬頃になったら、機械を使用して苗を畑に植え付けていきます。
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06降水量が少ない場合は、玉ねぎが無事に育つように、畑で灌水作業を行います。
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07玉ねぎが成長して、葉が折れ始めたタイミングで、収穫の準備をスタートします。葉が完全に倒れてから10日後に、玉ねぎを土から離す作業(根切り)を実施。根切りは変形球の発生や、外皮が薄くなるといった悪影響を防ぐ役割があるため、重要な作業です。
※極早生種の根切り作業は7月20日頃から開始。玉ねぎの品種によって成長スピードが変わるため、根切りの時期はそれぞれ異なります。 -
08根切りから2週間程度で玉ねぎの葉がすべて枯れるため、デガーという機械を使用して、玉ねぎを一つの山に寄せていきます。
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09そのあとはオニオンピッカーという機械に2人で乗車し、玉ねぎを拾う作業を実施。腐敗がある玉ねぎは除去しながら、葉が付いた状態のものをコンテナに詰めていきます。
※オニオンピッカー以外に、葉を切りながら同時に収穫をする「オニオンハーベスター」という機械もあります。 -
10玉ねぎをコンテナに詰めたあとは、シートをかけてしばらくの間畑で乾燥させます。
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11乾燥作業が終了したあとは、定置型タッパーという機械で葉の切り落とし作業を実施。腐敗や傷の付いた玉ねぎがあれば改めて取り除き、コンテナへ詰めていきます。
※コンテナ1基あたり1,300kg程度(約6,000個)の玉ねぎを詰められます。 -
12選別した玉ねぎはお客様の倉庫に搬入され、そこから多くの方々の手に渡っていきます。